最近、とあるSNS(※1)で、集印帖の裏側を使うかどうかを問うアンケートをみかけた。 その結果は、回答者171名のうち、「裏側を使う」が61名(36%)、「裏側を使わない」が110名(64%)で、裏側を使わないと回答した人のほうが多かった。 {{ref_image uragawa1.png}} そこで、このサイトで公開している集印帖について、裏側が使われているかどうかを調べてみた。 2017年5月現在で、裏側を使うことができる「折帖2枚重ね」の集印帖の数は、196帖。 そのうち、裏側がすべて白紙の集印帖は49帖(25%)で、残りの147帖(75%)は裏側が使われていたことがわかった。 {{ref_image uragawa2.png}} このサイトの集印帖で見る限り、大正〜昭和前期は、集印帖の裏側まで使う人が多かったようである。 追記:その後、2020年5月に同じアンケートを確認したところ、回答者は251名と増えていたが、「裏側を使う」が91名(36%)で、「裏側を使わない」が160名(64%)。一方、このサイトの「折帖2枚重ね」の数は275帖で、裏側が使われていたのは207帖(75%)、すべて白紙は68帖(25%)。結局、裏側を使う/使わないの割合は2017年とまったく同じだった。 !注 :※1: mixi 御朱印・納経印コミュニティ - 御朱印帳、裏側も使う? https://mixi.jp/view_enquete.pl?comm_id=74185&id=81658935 ---- 2017年5月24日作成 {{category 集印帖全般}}